WordPress(ワードプレス)によるWebサイト・ホームページ制作_コンテンツ制作の株式会社ヴァルゴス

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【ブログ執筆】ブログが書けないWeb制作会社を脱却した理由

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content is kingブログが書けないホームページ制作会社をやってました。

「どうして書けないのだろう……」

そう思いながら、机に向かって頭を抱えている人はどれだけいるでしょうか?

私の場合は、そうではありませんでした。ブログの為に机に向かってすらいなかったのです。現実は、「書けない」と悩んでいる人より、私と同じように「書かない」人、スタートラインにも立ってもいない人が多いと思います。

株式会社ヴァルゴスは、もうすぐ設立から3年経ちます。設立当時は、産後のお母様向けのパーソナルトレーナー派遣サービスのWebサイトを運営していたのですが、上手く行かず、たった数ヶ月でクローズするという苦い経験をしました。

その後、様々なご縁に助けられ、創業前にしていたホームページ制作のディレクションやライティングの仕事を頂きながら、今に至ります。お仕事で、「ブログを書きましょう!」とお客様に言い続け、他のサイトの記事を書き続けてきたのに自分のホームページはほったらかし……という状況が続いていました。

その理由を、いくつか書き出してみようと思います。

  1. 紹介でお仕事を頂く機会が多く、ネットから集客する必要がなかった。
  2. 自分のやりたい仕事がわからずホームページの方向性が定まらなかった。
  3. 他のホームページに記事を書く場合は、一本幾らとお金がもらえるのに自分のブログではすぐにお金にならない。だから、書かない。
  4. 落ち着いて書く時間がなかった。
  5. 締め切りがないと動けない。

「書かない人」を「書く人」に変える為には

ブログを書かない人の中には、「名刺交換の後、先方が確認するときに信頼おける会社だと思ってくれればいい。その為の見栄えのいいホームページができればいい」と割り切っている方もいます。ブログを書くことはそれなりの労力が必要ですので、業種や仕事のスタイルによっては、その発想でもいいように思えます。

けれど、「本当は書かないといけないんですよね……」と思いながら「書かない人」の状態に甘んじている人もいます。そういう方達に、「書いた方が良いですよ!」と言い、背中を押すためには、私自身が「書く人」にならなければいけないと気がつきました。「書かない人」から「書く人」に変わるために、今まで学んで来たことを元に「書ける仕組み作り」をすることに決めました。

「書かない人」から「書く人」に変わる仕組みはオーダーメイドである必要があります。なぜなら、「書く」「書かない」というのは、その人の置かれた状況だけでなく、性格による部分も大きいからです。仕事柄、ブログで成功した人の本を色々読んでいるのですが、ときどき「もともと、書くのが好きだった」「自然と注目が集まって」などフワッとした内容もあります。そういう人は、ナチュラルにできる長嶋茂雄タイプの天才なのだと思います。私は、天才タイプの成功譚を真似ようとせずに、 自分が書いてこなかった理由を一つずつ潰すことで「書く人」になることにしました。

 ①紹介でお仕事を頂く機会が多く、ネットから集客する必要がなかった。

紹介でお仕事をもらえているうちは、「今、問い合わせがあっても対応できないし……」とホームページを更新する気持ちになれません。けれど、昨年、今は忙しいけど、あと数ヶ月で暇になりそうという時期を経験しました。社員が複数人いて社長が営業に回っている会社や、昼間忙しくても夜や週末に営業ができる人はそれでもなんとかなりそうですが、私は小さい子供がいて、夜出かけることはほとんどできないので、忙しい時期は目の前の仕事しかできません。忙しくしながら、この先どうなってしまうんだろうという不安でいっぱいでした。

そんな中、私の「ブログ書くといいですよ」という言葉を守って、記事を沢山書いて下さったお客様から「今、忙しくてブログの更新がほとんどできていないの。でも、問い合わせがあるからいいのかな?」と相談を頂きました。「そうなんです。ブログ等でコンテンツを増やしたホームページはストック型と呼ばれ、毎日発信しないと流れてしまうフロー型のSNSと違って今までの貯金でなんとかなってしまうことがあります」なんて答えながら内心「羨ましい!」と思ってしまいました。

営業とプレイヤーを兼ねている1人社長はやはりブログを書いている方がいいと思います。特に、私のように子育てがあったり、介護があったりプライベートも忙しい方は尚更です。

沢山、ブログを書いて育てたホームページは言わば「ハイブリッド自動車」のように低燃費。そんなに手をかけなくても動いてくれるようになります。本業が忙しくて手をかけられないときこそ、その存在が必要だったのです。頭では、わかっていたはずなのに、追い詰めらるまで自分事には思えませんでした。

営業する時間がない人ほどブログを書こう。ブログを書いてきたホームページは忙しいときに代わりに営業してくれる。

②自分のやりたい仕事がわからずホームページの方向性が定まらなかった。

運営していたWebサイトを閉鎖してからの私は、資金も尽き、頂いた仕事を必死に頑張るしかありませんでした。実は、そうやって頂いた仕事は、将来こんな仕事をしてみたいって思っていた仕事でした。にもかかわらず、「これでいいのだろうか」と悩んでしまうときがありました。

起業家は、理想に燃え、自分は上手くできるという信念があるから、起業を思いたちます。けれど、始めてみると上手くいかないことばかり。そんなときに「失敗した」といちいち落ち込んでいたら1年も続かないと思います。実際、会社の6割は1年で廃業しているといいます。

成功した起業家の話を聞くと、けっして一本道を歩んでいる訳ではなく色々な場面で方向転換をしながら、軌道修正しながら事業を行なっていることがわかります。

私は、1つのやりたい仕事の実現に失敗し、その後、別の仕事で忙しくしていながらも、心の奥ではウジウジして立ち直っていなかった自分に気がつきました。

ホームページも会社経営とイコールだと思って良いと思います。「理想のホームページがどこかにある」と思いすぎず、目の前の小さな課題をこなしながら、理想に近づけて行くようにするのです。

目標達成にいたる道筋には仮説が必要です。闇雲に取り組んでも結果は同じになる可能性もありますが、仮説があれば、より必要なものに注力できるので、早く目標達成ができます。また、失敗したときの立ち直りも早くなります。なぜなら、「間違えていたのは仮説だ。その仮説のようにしなければよかったのだ」と思えるからです。闇雲に取り組んでいる場合はそうはいきません。自分の能力とイコールに考えてしまい、傷つきます。その傷を隠すために、別のことをまた闇雲に頑張ってより傷を深くしてしまう可能性もあります。

どこかにある自分の理想の仕事や理想のホームページを求めて、動かないことはやめましょう。仮説をたてて少しずつ動き出せばいいのです。仮説はあくまで仮説ですので間違えていたら別の方法をとれば良いと思えば気が楽です。

その仮説を作り上げる行為が戦略であると考えています。

どこかに理想の仕事、理想のホームページがあると思わずに、仮説をたてて少しずつ改善するようにしよう。

 ③他のホームページに記事を書く場合は、「一本幾ら」とお金がもらえるのに自分のブログではすぐにお金にならない。だから、書かない。

人は、報酬がないと動けません。しかし、先に挙げたブログ成功者のように「好きな事を続けているうちに自然と…」と言う人もいます。そういう人は、自分なりの報酬みつけ方が上手いのかもしれません。

一方、私はというと目の前にわかりやすい人参(報酬)がぶら下がっていないと動けないタイプ。けれど、それは、もしかしたらお金ではないのかも知れません。例えば、ゲームでは、あともう少し頑張れば、「何点とれる」「クリアできる」「一位になれる」というわかりやすさがあるおかげで、やめられなくなり、課金をしてでも達成しようとしてしまいます。

ホームページの最終的な目標は、問い合わせだったり、商品の購入だったりするのですが、それはラスボスくらいの存在。私のような性格の人間は、そこに行くまでに、イベントがないと途中で嫌になってしまいます。できれば、小さな敵を少しずつ倒して行きたいのです。

そこで考えたことが、検索キーワードでした。無料のSEOツールで、調べたいキーワードで、自分のホームページがGoogleやYahoo!の検索結果の何位になっているかを調べることができます。その順位をあげることを目標にすることにしました。ビックキーワードと呼ばれる、大量に調べられ、大量の記事がすでに存在しているものだと難しいですが、地域名と専門用語を掛け合わせたものであったら、ブログひと記事でもグッと順位が上がる可能性があります。

ゲーム感覚の小さな目標をつくり、お金以外の報酬を自分にあげよう。

 ④落ち着いて書く時間がなかった。

落ち着いて書く時間がなくても細切れの時間で書くようにすればいいのだと思いました。

そこで、「bear」というテキストエディタアプリを使って少しずつ記事を書くことにしました。「bear」は、Macだけでなく、iPhoneやiPadのアプリがあり、有料版であれば、ひとつのブラウザで書いた記事がほかのブラウザでも同期されます。iPhoneでチョコチョコっと書いて、パソコンからに向かって本格的に書いて、iPadで読み返して…という作業がスムーズにできます。

とりあえず、気楽に題名だけでもメモして、アイディアを思いついたら、チョコッと書いて、それを一週間後に時間をとって記事化して、また、その数日後にWordPressにアップして…というように書いています。今は、週一回、毎日などの更新頻度の目標は設けていません。

ツールを駆使して細切れの時間でも気軽に書けるようにしよう

 ⑤締め切りがないと動けない。

夏休みの宿題はなかなか計画的にできず、最後の数日でなんとか終わらせたタイプでした。仕事はほとんどが締め切りがあり、それまでになんとか作り上げます。

自分のホームページには締め切りがないので、いつまでもウジウジと動かなかったり、まったく目も向けなかったり、なかなか更新できませんでした。その為、自分のホームページもお客様のホームページと同じように締め切りを作るようにしました。しかし、「2ヶ月後にリニューアル公開!」というような大きな目標だと夏休みの宿題と同じように最後の数日に力業で仕上げるようになる恐れがあります。他の業務がある場合、自分のホームページのに注力する余裕がなく、「時間がないから、その締め切りはやめよう」と先延ばしにする恐れがあります。

それより、一週間に一度、小さな課題を達成できているか確認するようにしました。私と同じように自宅でお仕事をしているデザイナーさんと、30分前後のホームページのPDCAミーティングをZOOMというアプリを使ってオンラインでしています。

「挨拶文を書きます」など本当に小さな行動を次回までの目標として、それをどのようにしたか、そのことでどう変わったか(検索順位など)、改善する点はあるか…など1人15分から20分で報告し、相談する時間にしています。まだまだ、このホームページには改善する余地が沢山あるのですが、他の業務に支障がない程度の負担で、でも確実に前に進めるので助かっています。

ちいさな課題を少しづつこなしていこう。自分に甘い場合はチェックしてくれる人がいるといい

自分の弱点をみつめてみよう

自分の弱点や心理的な壁を一度みつめてみると、ホームページ(ブログ)の運営を積極的に続けられる自分なりの仕組みを作りあげられるようになります。ひとによっては、文章を書くことそのものに苦手意識がある人もいると思います。そういう人は、インタビューをうけて定期的に記事化してもらうのもいいですし、文章ではなく写真の技術を磨いて写真を更新し、最低限の情報を書くようにするのもいいでしょう。そもそも、WordPressの操作に不安を覚えていたら、しばらく習いながら書くこともできます。

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大石あき
大石あき

1979年生まれ 乙女座
神奈川県大磯町在住
神奈川県の湘南地域(平塚市・茅ヶ崎市・藤沢市)を中心にホームページ制作のディレクション、WordPressの個人レッスン、Webコンテンツの執筆などを行なっている。
立教大学フランス文学科卒業、大学卒業後は映画監督を目指して、助監督の職につくも「仕事と女性としての人生との両立ができないのでは?」と悩み、転職する。その後、Web担当を経験したことからWebの世界に目覚め、Webサイトづくりを学ぶ。「元」ブログの書けないWeb制作会社経営を経て、今はブログの書けるWeb制作会社を経営している。

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